ビズリーチ(渋谷区)は、2023年卒業・修了予定の大学生・大学院生を対象に「就職活動やキャリア観形成に関するアンケート」を実施した。93.6%の学生が内々定先の企業から今後も情報を得たいと考えており、情報提供の形については「興味がある部署や職種の社員との面談」(67.3%)が最多となった。
その他、「内定者交流会」(61.0%)、「配属先の社員との面台」(50.7%)が上位を占めた。
内々定をもらった企業数を聞いてみると、「1〜3社」(64.4%)が最多となった。業界で見ると、「IT・インターネット」(40.7%)、「メーカー」(38.4%)、「金融」(22.6%)が上位を占めた。
新卒採用における新たな動きとして、総合職の採用だけでなく、配属先を確約して採用する企業が出てきている。同調査にて、配属先は確約されているかを聞いてみると、30.6%が「確約されている」と回答した。
また、配属先が確約されていると回答した人の9割以上が、内々定の時点で配属先が確約されることは、キャリアを選択するうえで重要な要素だったと答えた。
現在から入社までの期間に不安なことを聞いてみると、「総合職での採用のため、配属先がどこになるか分からない」「リモート勤務が主流になるなかでの仲間づくりや業務のキャッチアップ」「どの職種や事業分野が自分とマッチするのか改めて迷う」などの意見が挙がった。
調査は、ビズリーチ・キャンパスに登録する23年卒業・修了予定の大学生・大学院生537人を対象に、インターネットで実施した。調査期間は6月29日〜7月4日。
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