北海道ニセコに「山翠ニセコ」開業、スキー場に直結した長期滞在可能なホテル：11月23日オープン

[熊谷ショウコ，ITmedia]

　山翠ニセコは11月23日、北海道倶知安町のニセコひらふエリアにライフスタイルホテル「山翠ニセコ（サンスイ ニセコ）」をオープンする。スキー場「ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ」に隣接し、ゲレンデへ直接アクセスが可能。天然温泉や食事も楽しめるようにした。

「山翠ニセコ」イメージ（出典：プレスリリース）

　新千歳空港から車で約2時間、最寄りの「倶知安駅」（函館本線）からは約15分の場所にあるホテル。客室は落ち着いた色調でまとめられ、窓からは羊蹄山やアンヌプリなどの山々に囲まれた四季折々の景色が望める。

　定員2人のワンベッドスイートのほか、定員5人のツーベッドスイート、定員7人のスリーベッドスイート、定員8人の温泉付きルーム「ペントハウス羊蹄」などを用意。各部屋にはベッドルームのほか、キッチン設備やランドリーなども備えている。

温泉付きルーム「ペントハウス羊蹄」。ホテルの設計は北海道出身の建築家、中山眞琴氏が担当

　スキーカウンターでは、利用者のレベルに合わせたスキーギアのレンタルも可能。初心者から上級者まで、事前の準備なしでゲレンデに出られるという。収納スペースやブーツドライヤーを備えたスキーロッカーも用意している。

　大浴場には内湯と露天風呂があり、希望者は家族でくつろげる貸切温泉も利用可能。スパ「SANSUI SPA」では、マッサージやトリートメントなどの充実したメニューをそろえている。

大浴場からも雄大な景色が望める

　そのほか、イタリア・テクノジムのスキルバイクも利用できるトレーニングスペース、AV機器のそろったイベントスペース、子ども用のプレイルーム、アートギャラリーなどもあり、長期滞在にも対応する。

　食事は、札幌にあるミシュラン3つ星「すし宮川」の姉妹店「鮨心 by 宮川」、紅茶で有名なルピシアが手掛けるカジュアルダイニング「Dining by LUPICIA」、軽食やオリジナルクラフトビール、ワインがそろう「LUPICIA Boutique」が入店予定としている。