パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(以下、PPIH)は、渋谷文化村通りで開発を進めている「渋谷区道玄坂二丁目開発計画」の施設名称を「道玄坂通dogenzaka-dori」に決定した。渋谷の新たなライフスタイル拠点として訴求していく。2023年9月の開業を予定している。
「道玄坂通」は、高さ約115メートル、延床面積約4万1877平米の「ショップ」「オフィス」「ホテル」の3つの要素で構成される大型複合施設である。コンセプトは「道玄坂に通(みち)を拓く。上質な日常と刺激的な非日常が交差する」に設定。施設は文化村通りに2つ、道玄坂小路に2つの出入り口を設け、まるで道のように施設内を通り抜け、施設周辺を回遊できる設計になっている。複合施設でありながら“通(みち)をきり拓く”という特徴を名前に込めた。
「ホテルインディゴ東京渋谷」の開業も決定した。20年に開業した「ホテルインディゴ箱根強羅」、22年春に開業した「ホテルインディゴ軽井沢」「ホテルインディゴ犬山有楽苑」に続き、国内4軒目の「ホテルインディゴ」ブランドホテルとなる。
ホテル内には全272の客室(13〜28階)のほか、屋外テラスのある「(仮)ネイバーフッド カフェ&バー」、フィットネスジムなどの施設を予定している。
吉田直樹CEOは「『道玄坂通』が文化発信拠点である渋谷エリアに新たな来街動機を生み出し、多種多様な人々を引きつけるライフスタイル拠点になることを目指している。ここが、地域の活性化と新しい文化の発信源となることに期待している。『ホテルインディゴ東京渋谷』とともに、『道玄坂通』が、まだまだ知られていなかった渋谷の魅力に光を当て、多くの国内・海外のお客さまに素晴らしい体験を提供する施設となることを願っている」とコメントした。
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