消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
大丸松坂屋百貨店は、東京駅に直結する「大丸東京店」(東京都千代田区)の食品フロア“ほっぺタウン”の中で、同店の従業員が何度も買う商品を調査し、ランキングにした。弁当・総菜部門の1位は「ポール・ボキューズ デリ」の「希少部位トモサンカクの贅沢しっとりローストビーフパヴェ仕立て」(100グラム918円)だった。
牛1頭から2〜3キログラムしかとれない希少部位「トモサンカク」を使用し、真空調理法で肉汁を閉じ込めたジューシーで柔らかいローストビーフだ。従業員からは、「パサパサ感が全くなく、しっとりとした食感とボリューム感がクセになる」「ソースが2種類から選べるのもうれしい」「お酒のおつまみに最高」といった声が寄せられた。
2位は「牛たん かねざき」の「厚切り牛たんステーキ弁当」(2180円)、3位は「とんかつ まい泉」の「ヒレかつサンド」(6切/842円)がランクインした。
菓子部門の1位は、「ヨックモック」の「シガール」(20本入/1458円)。バターをふんだんに使用した生地を焼き上げ、ロール状に巻いたヨックモックを代表する焼菓子だ。従業員からは「飽きないおいしさで差し入れにもちょうど良い」「サクサクホロホロで甘すぎないのが、後引くおいしさ」「昔からなじみのある味で落ち着く」といったコメントが集まった。
以下、「N.Y.CSAND」の「N.Yキャラメルサンド」(8個入/1296円)、「鎌倉紅谷」の「クルミッ子」(8個入/1242円)と続く。
ベーカリー部門の1位にランクインしたのは、「PAUL」の「クロワッサン」(248円)。同店の顔ともいえる看板パンで、フランス直輸入の生地と発酵バターを使用し焼き上げている。従業員からは「値段はお手頃なのにサイズが大きめでうれしい」「サクサクで毎日でも食べたい」「そのまま食べても、具材をサンドして朝食やランチにしてもよし」などの意見が寄せられた。
2位は「メゾンカイザー」の「クロワッサン」(279円)、3位は1位と同じく「PAUL」の「カヌレ」(291円)がランクインした。
調査はアンケートで、大丸東京店の従業員500人を対象に実施した。
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