消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
ナビット(東京都千代田区)が、全国の主婦を中心としたモニター会員1000人を対象に「駅での困りごと」についてアンケートを実施した。その結果、2人に1人が駅で何かしらに困ったことがあると回答。困ることは「乗り換えや出口・トイレなどの案内表示が不十分なとき」が最多となった。
52.5%が「駅で困ったことがある」と回答した。「困ったことがない」は47.5%で、2人に1人が何かしらに困ったことがあると答えた。
駅で困ることは、「乗り換えや出口・トイレなどの案内表示が不十分なとき」(17.7%)が、「困ることはない」(31.1%)を除いて最も多かった。次いで、「何か尋ねたいときに、改札やホームに駅員がいないとき」(13.2%)、「駅の表示やアナウンスが不十分で、どの電車に乗ればよいかわからないとき」(10.4%)と続いた。
駅で困ったとき、手助けを求めたい人は「駅員」が64.5%で最多だった。一方で「ほかの人には頼みづらい」(12.0%)が2番目に多くなった。助けを求めること自体が恥ずかしいと感じていることがうかがえる結果に。
駅での改善点や要望を自由回答で尋ねた。その結果、「ホームドアやエスカレーター・エレベーターの設備設置」「トイレをきれいにしてほしい」という回答が多く挙がった。その他では「乗り換え案内板」など掲示物に関連した回答も見られた。
調査は、ナビットが運営する「Sohos-Style」へ登録する、30〜50代の女性を中心とした1000人を対象に実施した。
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