住居サービスを手がけるUnito(東京都千代田区)は、帰らない日は家賃がかからない部屋「unito 京急蒲田」を東京都大田区にオープンした。ホテル暮らしや2拠点生活など、新たな暮らしのスタイルを求める人に向けて提供する。
同物件の特徴である「リレント機能」は、入居者が外泊時に自分の部屋をホテルとして貸し出すことにより、外泊数に応じて家賃が減額するシステムで、入居者は浮いた家賃でほかの場所での居住・宿泊が可能となる。
入居者が外泊する場合は、自己所有物を鍵付き収納に保管後、運営スタッフが清掃を行った上で部屋の貸し出しを行うため、宿泊者は通常のホテルのように泊まれるという。
同施設は、2016年に完成した分譲マンションで、京急蒲田駅から徒歩14分の場所に位置。間取りは1Kで、3部屋を用意した。最短1カ月から契約可能で、基本料金は14万8000円から。リレント割引額は4000円からとなる。
将来的には販売も視野に入れていて、オーナーが利用しない日は短期宿泊者を集客して運用できるような、新たなサービスを模索するとしている
2021年6月には、東急と連携し、リレント機能のあるサービスアパートメント「Re-rent Residence 渋谷(リレントレジデンスシブヤ)」の提供も開始している(関連記事)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング