インターネットリサーチを展開するネットエイジア(東京都中央区)が、20〜69歳の男女1000人(喫煙者500人、非喫煙者500人)を対象に、「加熱式たばこに関する意識調査」を実施した。その結果、10月の加熱式たばこの増税について、喫煙者の約7割が「知らない」と回答した。
たばこ税は、社会保障関係費の増加や国・地方の財政事情などを踏まえ負担水準の見直しが行われている。10月にはIQOS、Ploom、gloなどの加熱式たばこの増税が決定している。
この増税に関して知っていたかという問いに「知っていた」と回答した喫煙者は32.0%、非喫煙者は13.8%だった。また、今回の増税で2018年10月より行われている「課税方式の見直し」が終了することを「知っている」人は、喫煙者16.0%、非喫煙者7.2%と少数だった。
また、「紙巻たばこより加熱式たばこの方が、たばこ税の税率が低い」ことを知っている人は喫煙者が28.8%、非喫煙者が12.8%だった。
17年時点では、加熱式たばこの税額は、紙巻たばこの税額の1〜8割程度だった。今回の増税後には、加熱式たばこの税額は紙巻たばこの税額の7〜9割程度になる。「加熱式たばこの方が税率が低い」ことを知っていると回答した人に、税額の差が縮まっていることを知っているかと尋ねたところ、喫煙者は52.1%、非喫煙者は46.9%の人が認知していることが分かった。
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