消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
通販コンサルティングを手掛けるTerize(東京都港区)は、内科医を対象に「ダイエット中の食事とサプリメント」に関する調査を実施した。その結果、ダイエットをする上で、やってはいけないことの1位は「食事量を極端に減らす」(41.9%)だった。以下、「食事回数を減らす(食事を抜く)」(38.5%)、3位「食事を決まったメニューのみに置き換える」(30.3%)と続く。
回答者からは「代謝の悪化により短期的には減量するかもしれないが、リバウンド必至のため」(40代・男性)、「ホルモンバランスが崩れ睡眠不足や免疫力低下し、体調の悪化に繋がるから」(40代・男性)といったコメントが寄せられた。
ダイエットに失敗しやすい人の傾向を尋ねると、「食事回数を制限する」(46.8%)が過半数を占めた。以下、「食事量を制限する」(44.6%)、「糖質量を制限する」(30.9%)と続く。
ダイエット中、食事に関して重視するべきことを聞くと、「栄養バランス」(56.2%)が最多となった。また、ダイエット中に不足しがちな栄養素は、「ビタミン類」(38.6%)、「カルシウム」(32.2%)、「鉄分」(31.2%)が上位を占めた。
ダイエット中の栄養素不足で陥りやすい不調は「貧血」(30.9%)が最多となった。以下、「便秘」(25.1%)、「冷え」(17.0%)と続く。こうした不調について、約7割の内科医が、漢方や栄養補助食品で改善できると答えた。
調査はインターネットで、内科医1017人を対象に実施した。調査期間は8月29〜30日。
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