就活の適性検査「良く見せようとした」6割以上 ごまかして答えた質問は?(1/2 ページ)

» 2022年09月27日 11時00分 公開
[ほしのあずさITmedia]

 人材分析サービスを展開するアッテル(東京都渋谷区)は、就職活動で適性検査を受けたことがある社会人300人を対象に、「適性検査に関する調査」を実施した。その結果、6割以上の人が性格診断で「自分を良く見せようとした」経験があることが分かった。

就活 アッテルが「適性検査に関する調査」を行った(画像はイメージ、提供:ゲッティイメージズ)

 「適性検査の性格診断で自分を良く見せようとしたことはあるか」という質問に、60.3%の人が「はい」と答えた。

就活 性格診断で自分を良く見せようとしたことがあるか(アッテル調べ)

 理由としては「受かりたかったから」(74.6%)が最も多く、「企業の求める人材に近づけるため」(47.5%)と続いた。

どの質問で「良く見せようとした」のか

 「自分を良く見せようとした質問内容」については、最も多かったのは「人と話すのが好き」などコミュニケーション能力に関する質問(27.3%)だった。そのほか「落ち込みやすい」「イライラしやすい」などのストレス耐性に関する質問(20.7%)や、「粘り強い性格である」など忍耐力に関する質問(19.0%)、「人を率いていきたいと思う」などリーダーシップに関する質問(13.0%)が挙がった。

就活 自分を良く見せたのはどのような質問か(アッテル調べ)
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