USJ、クリスマスイベントを開催 3年ぶり「世界一輝くツリー」を復活(2/2 ページ)

» 2022年10月03日 18時37分 公開
[らいらITmedia]
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売り上げは19年比で3割減

 食事とショーが楽しめる団体・企業向けのプログラム「ユニバーサル・パーティ」では、「ユニバーサル・パーティ 〜ザ・ショータイム&テイスト・オブ・クリスマス」として一般販売する。

photo ユニバーサル・パーティ 〜ザ・ショータイム&テイスト・オブ・クリスマス

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの20〜21年の売り上げは、コロナ蔓延前の19年と比較して約3割減少した。コロナ禍以降もクリスマスプログラムは毎年実施していたものの、目玉となるクリスマスツリーは感染拡大の観点からプログラムに入っていなかった。

 同社は9月1〜4日に、東京都渋谷区のキュープラザ原宿で、新しいストレス解消のアプローチ企画を実現した「ストレス買取センター」をオープン。制約と我慢の多かった生活によって溜まったストレスを、同社が独自のシステムによって測定し買い取り、特別なクーポンを渡すというものだった。狙いはクーポンを使いに、実際にパークに来場してもらうことにあり、この取り組みは話題となった。

 同イベントでは、秋の風物詩「ハロウィーン・ホラー・ナイト」の一部を体験できるようにした。原宿でゾンビに襲われるという「非現実的な絶恐体験」を提供していた。

 9月16日からは、アニメ「呪術廻戦」との初コラボとなるシアター・ショー・アトラクション「呪術廻戦・ザ・リアル・4-D」を登場させている。

 コロナ禍3年目を迎え、外出制限が緩和されつつある今年は、季節限定の人気イベントとツリーの復活によって売り上げの拡大を図る。

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