大企業の人事111人に聞く、22卒新入社員の特徴 「オンラインへの適応力が高い」、もう1つは?

» 2022年10月05日 16時12分 公開
[秋月かほITmedia]

 オンライン学習プラットフォーム「UMU(ユーム)」を展開するユームテクノロジージャパン(東京都港区)は、新入社員研修に携わる大企業の人事を対象に、「22卒新入社員の研修に関する実態調査」を実施した。その結果、22卒は21卒と比較すると「働き方(リモートワークや副業など)への関心」が非常に高い人が39.6%と、21卒を7.2ポイント上回った。

photo 「22卒新入社員の研修に関する実態調査」の結果は?(画像はイメージ、提供:写真AC)
photo 21卒・22卒の「働き方への関心」

 22卒の41.4%が「オンラインへの適応力」が非常に高く、21卒を7.2ポイント上回った。21卒と22卒新入社員の大きな違いとして、22卒新入社員は「新たな働き方への関心」や「オンラインの適応力の高さ」が高いことが分かった。

photo 21卒・22卒の「オンラインへの適応力」(以下ユームテクノロジージャパンによる調査、リリースより)

 また、研修後の立ち上がりを比較すると22卒の27.0%が非常に早く、21卒を6.3%上回った。

photo 21卒・22卒の「研修後の立ち上がりの早さ」

 一方、先輩・同僚との関係性構築に積極的な人が21卒は過半数だったのに対し、22卒は46.8%と下回り、「関係性構築」に関する意欲が低いことが分かった。

photo 21卒・22卒の「先輩・同僚との関係性構築への意欲」

 その他、21卒・22卒のどちらも「学習に対する意欲」や「安定志向」は高かった。

 調査は7月15〜16日に、インターネットで実施した。調査対象者は新入社員研修に携わる大企業(従業員数1000人以上)の人事、有効回答数は111人。

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