「英語ができる人は年収が高い」という話をよく聞きませんか? 英語を勉強している人も、これからやろうか迷っている人も、自分への投資がどのくらいメリットがあるのかを知りたいのは当然のことと思います。本当に英語ができると年収が上がるのか、そうだとしたら、どのくらいの英語力がどのくらいの収入増につながるのか、具体的に見ていきましょう。
まず、世界的にみても、英語力があると経済力や収入のアップにつながるということは定説になっています。OECD(経済協力開発機構)やハーバード大学などの調査でもこれが裏づけられています。
日本でも、エンワールド・ジャパン社が行った年収調査で、英語レベル「上級」(流暢)の人は、年収1000万円以上が約60%なのに対し、「初級」(あいさつ程度)では約10%となり、英語レベルが上がるほど、年収の高い割合が大きくなる相関関係がみられました。
また、レアジョブ社がオンライン英会話の受講者を対象に実施した調査でも、「CEFR(セファール) B2レベル」のスピーキング力保持者では4人に1人が年収1000万円を超えているという結果が出ています。
一方、英語力があるITエンジニアは日本でも非常に需要が高くなっており、ビジネスレベルの英語ができるITエンジニアの年収は1000万円を超えると言われています。
これらの調査の共通項として、「ビジネスができるレベルの英語力で年収1000万円以上」というのがひとつの目安として浮かび上がってきます。
では「ビジネスができる英語力」というのは、具体的にはどのようなことができればいいのでしょうか?
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