攻める総務

応接室は「プレモル」に「伊右衛門」 オフィスは“商店街”と話すサントリーの狙いオフィス探訪(4/5 ページ)

» 2022年10月11日 06時30分 公開
[太田祐一ITmedia]

部屋ごとに商品をイメージした応接室

 メインエントランスの先には「GREEN DA・KA・RA(グリーンダカラ)」や「伊右衛門」「プレモル」といった同グループの商品名を冠した応接室を用意した。

サントリー 応接室前の通路 各部屋の“看板”には商品パッケージを掲出し、商店街の目抜き通りを連想させる

 特徴的なのはその名前だけではない。内装も商品を意識し、家具や壁材、照明なども1部屋ずつ変えるこだわりようだ。例えば、グリーンダカラは緑のフロアマットに植物を配置。プレモルは青を基調として高級感を演出するなど、それぞれの商品イメージを感じられる内装とした。

サントリー グリーンダカラを連想させる応接室
サントリー プレモルは青を基調とした

 ほかに、集中して仕事がしたい従業員が利用できる「集中ブース」、日ごろの疲れをいやす「マッサージルーム」や「社長のおごり自販機」なども設置している。「マッサージルーム」は、マッサージチェアのほか、プロのマッサージ師が1人常駐しており有料で利用できる。

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