食料品製造業などを手掛ける海商(大阪市)は、常温長期保存可能な「棒寿司」を発売した。販売者、消費者がともに食品ロス削減に貢献できる商品として訴求する。10月1日からECサイトで先行販売を実施している。
「焼き鯖棒寿司(西京味噌仕立て)」(2700円)、「国産うなぎ棒寿司」(4320円)の2種類を発売する。棒ずしは冷凍や冷蔵が一般的だが、同社が保有する特許技術を駆使し、常温で180日間保存可能な棒ずしを開発。開封してそのまま食べられる仕様で、土産や非常食での利用を見込む。
常温長期保存を可能とすることで、販売者は賞味期限切れの廃棄ロス削減、輸送コストの削減が可能に。また、消費者にとってもすぐに賞味期限切れにならず廃棄が少なくなり、食品ロス削減につながるという。
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