消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
Job総研を運営するライボ(東京都渋谷区)は「睡眠に関する実態調査」を実施した。社会人の平均睡眠時間は理想より2時間27分少なく、フルリモートとフル出社でも差異がみられた。
睡眠時間の満足度を聞いたところ、「満足」(42.0%)と「とても満足」(12.0%)を合わせて、54.0%の人が満足していることが分かった。
自身の睡眠時間が少ないと感じている人に、その理由を聞いたところ「仕事とプライベート両方が影響している」が34.9%、「仕事が影響している」が30.6%、「プライベートが影響している」が26.3%という結果となった。
「仕事が影響している」と答えた人からは、「帰宅時間が遅くなり就寝時も緊張感が抜けない」「仕事量が過剰なのと夜遅くに上司からの電話が鳴る」「仕事のストレスで夜ふかししてしまう」などの意見が多くみられた。
「プライベートが影響している」人からは、「スマホやゲームで気付くと睡眠時間を削っている」「帰宅後ダラダラと過ごす時間を意図的に長くとる」「ストレスを和らげるため睡眠よりも息抜きする時間を優先している」などの声が目立った。
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