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LEXUS、バッテリーEV「UX300e」の一部改良を発表　電池容量を72.8kWhに増強：23年春頃の発売予定

» 2022年10月13日 12時08分公開

　LEXUSは10月12日、ブランド初のバッテリーEV（以下、BEV）の市販モデル「UX300e」の一部改良を発表した。日本での発売は、2023年春頃を予定している。

LEXUSは、ブランド初のバッテリーEVの市販モデル「UX300e」の一部改良を発表した（出所：プレスリリース、以下同）

　UX300eは、コンパクトクロスオーバーのデザインと取り回しやすいボディーサイズ、優れた静粛性が特徴だ。今回の一部改良では、新開発の電池パックを導入し電池容量を54.4kWhから72.8kWhに増強。航続距離は従来型の40％以上となる450キロメートルに向上した。

LEXUS UX300e

　Toyota Technical Center Shimoyamaでの走り込みやボディ剛性の強化により、走りの味を深化した。BEV特有の電池パックの床下配置による低重心や、リヤに標準で装着したパフォーマンスダンパーなどのチューニングを実施している。

電池パックの床下配置により低重心に

　また、予防安全技術「Lexus Safety System +」を機能拡充した他、最新のマルチメディアシステムを採用。インストルメントパネルやスイッチレイアウトを最適化し、充電用USBコネクタ（Type-C）をコンソール前方に2個設置するなど、使い勝手の向上を図った。

インテリア

　LEXUSは、20年に初のBEV市販モデル「UX300e」を発売。22年にはBEV専用モデルの新型「RZ」の導入を発表した。同年8月末時点の電動車累計販売台数は約230万台を達成している。

LEXUS UX300e

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