JR東日本、文化創造イベント「超駅博 上野」 開催 鉄道開業150年を記念10月14〜30日(1/2 ページ)

» 2022年10月14日 07時00分 公開

 JR東日本は10月14〜30日、鉄道開業150年の歴史と地域の文化と未来を体感する文化創造イベント「超駅博 上野 〜停車場から文化創造Stationへ〜」を上野駅で開催する。駅や車両などの鉄道資産を活用する大規模イベントで集客を図る。

photo JR東日本は、鉄道開業150年の歴史とともに上野駅の駅空間で地域の文化と未来を体感できる文化創造イベントを開催する(出所:プレスリリース、以下同)

 同イベントのコンセプトは「文化とは、カタチなく伝承されてきた軌跡。150年を超えろ」で、22年の対象地域は「新潟・佐渡」に決定した。かつて「東北・信越の玄関口」と呼ばれた上野駅で鉄道開業150年の歴史を振り返りながら、伝統芸能や食などを最新の技術とともに提供する。

photo 「超駅博 上野 〜停車場から文化創造Stationへ〜」マップ

現実を超える旅「AR車両フォトスポット」

 現実を超える旅「AR車両フォトスポット」は、AR(拡張現実)技術を活用し、上野と上越、北陸を長年つないだEF64形電気機関車や、新潟エリアで通勤車両としても使用した115系電車の鉄道車両を展示する。フォトスポットでは2パターンのAR車両と記念撮影ができる。

photo 現実を超える旅「AR車両フォトスポット」

 またAR車両を上昇させ、通常は見られない車両下部の様子や、精巧に再現した115系電車のインテリアを展示。115系電車の車両動作音BGM、前照灯の点灯やサボ(行先表示器)が変化するなど、AR車両ならではのトリックが体験可能だ。参加には、「115系電車・EF64形電気機関車 ファイル&コースターセット」(2000円)を購入する必要がある。

photo AR車両を上昇
photo 「115系電車・EF64形電気機関車 ファイル&コースターセット」
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