男性の育休について、「現実的に可能」と感じられる取得期間はどのくらいなのか。男性の最多の回答は「2週間〜1カ月未満」(21.9%)、女性は「1〜3カ月未満」(22.4%)だった。
男性の現実的な育休取得期間と、理想的な育休取得期間が異なる理由として、男性は「社内制度が十分に整っていない」(30.0%)、女性は「復帰後の業務への影響が心配」(26.8%)などを選ぶ傾向にあった。
育休をめぐっては、2022年4月から改正育児・介護休業法が順次施行された。このことを「知らない」と回答した人は6割を占めた。
男性が育休を取得することについての賛否を尋ねると、「賛成」が約9割だった。一方、世代別に見ると20代の賛成票が86.6%で、全世代で最も低い結果となった。20代は未婚率が高い上、先輩など周りの男性に育休取得者がおらず、ロールモデルが存在していないため、男性が子育てするイメージが持ちづらいことが考えられる。
調査は同社が9月15〜20日にインターネットで実施した。
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よりによって「4〜6月に支給される残業代」だけが高く、社会保険料が高額に 何とかしたいが……Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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