家電量販店業界のトップを独走するのは、ヤマダデンキなどを運営する「ヤマダホールディングス」だ。22年3月期本決算の発表によると、売上高は1兆6194億円(前年比7.6%減)、営業利益657億円(同28.6%減)となっている。20年の巣ごもり需要の反動減が影響しているようだ。
ビックカメラの21年8月期本決算によると、売上高は8341億円(前年比1.6%減)、営業利益は182億円(同51.0%増)となった。営業利益は増加しているものの、首位のヤマダHDに大きく引き離されているのが分かる。さらに、ビックカメラが10月12日に発表した22年8月期本決算によると、売上高は7924億円、営業利益は179億円と減少していた。
創業者の思いを乗せて少しずつ成長してきたビックカメラ、業界首位のヤマダHDを追い越し、名実ともにビックになる日は来るのか。
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