消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
スカウト型就職サイトを運営する学情(東京都千代田区)は、24年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、「タイムパフォーマンス(以下、タイパ)」に関して調査した。「タイパ」は、かけた時間に対する満足度を表す言葉。特にZ世代は、SNSや動画配信サイトで大量の情報に触れる中で「最小の労力で最大の成果を得る」ことを重視すると言われている世代であることから、就職活動でもタイパを意識しているのか調査した。
普段の生活の中で「タイパ」や効率を意識するか聞いたところ、62.7%が「意識する」と答えた。内訳は、「意識する」が23.0%、「どちらかと言えば意識する」が39.7%だった。6割以上の学生が「タイパ」を意識しており、「やりたいことが、たくさんある」「限られた時間のなかで、効率よく大学生活やプライベートを充実させたい」「オンライン授業など、得られる情報が同じであれば、少しでも短い時間で情報を得たい」などの声を寄せた。
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