吉野家、新商品「牛すき丼」を発表 季節限定の「牛すき鍋膳」も同時販売：店舗来店を促す

[ITmedia]

　吉野家は同社の冬の定番商品「牛すき鍋膳」と新商品「牛すき丼」を10月20日から一部店舗を除いた全国の吉野家で販売する。冬季限定の人気商品に加え、新商品を投下することで複数回の来店につなげる狙い。

吉野家は冬の定番商品「牛すき鍋膳」と新商品「牛すき丼」の発売を発表した（画像：以下、プレスリリースより）

　冬の定番商品「牛すき鍋膳」を丼にしたのが今回の新商品「牛すき丼」だ。特製すきやきのたれで煮込んだ大判牛すきやき肉とねぎ、人参、絹豆腐を丼のご飯の上にのせた商品。

　テークアウト需要の高まりに伴い丼商品が人気になったことから、商品開発に至ったという。店内でもテークアウトでもおいしく食べることができるよう、煮込み具合・特製たれの量を何度も試作し、丼の底のご飯にまですきやきのうま味を染み渡らせた。提供サイズは並盛りと大盛りの2サイズ。価格は並盛りが624円、大盛りは811円とした。

新商品「牛すき丼」

　また、テークアウト限定商品として「牛すき」で用いる大判牛すきやき肉のみを販売する「牛鍋ファミリーパック」を同日から販売する。3人前987円と4人前1207円の2サイズ展開で、家で鍋を作る際の肉やアレンジレシピへの活用を見込んでいる。

牛鍋ファミリーパック

　牛すき鍋膳も同日から販売する。2013年以降、毎年冬季限定で販売しており、累計販売数は約8000万食に上るほどの人気商品だ。大判の牛すきやき肉と成人の目標摂取量半日分が摂れる野菜（白菜、ねぎ、豆苗、人参）と絹豆腐、きしめんを特製すきやきのたれで煮込んだ「牛すき」と玉子、ご飯、漬物を御膳仕立てで提供する。並盛り価格は767円で、大盛りのほか、肉2倍盛りなども対応する。並盛り・大盛りともにご飯増量・おかわり無料とした。

牛すき鍋膳

　新商品発売に伴い、同社は「牛すきテイクアウト10%オフキャンペーン」を10月28日〜11月13日に一部を除く全国の店舗で開催する。「牛すき鍋膳」「牛すき丼」「牛鍋ファミリーパック」をテークアウトで購入すると価格から10％割り引く。