ローソンの「濃密カヌレ」発売7日で200万個を突破 「濃厚生チーズケーキ」の売れ行きは？：Uchi Cafeスイーツ躍進

[ITmedia]

　ローソンが9月27日に発売した「濃密カヌレ」の累計販売数が7日間で約200万個を突破した。2019年3月に発売した「バスチー−バスク風チーズケーキ−」の発売3日間で100万個の記録に次いで、オリジナルスイーツブランド「Uchi Cafe」史上2番目の速さで販売数100万個を突破したという。価格は160円。

ローソンが9月27日に発売した「濃密カヌレ」の累計販売数が7日で約200万個を突破した（画像：以下、プレスリリースより）

　カヌレはフランス・ブルターニュ地方発祥の焼き菓子。材料には牛乳・卵・カヌレ専用のミックス粉・発酵バター・ラム酒、バニラシードなどを使用している。同社によると、購入者の約7割が女性で、複数個まとめて購入する人が多いという。購入時間は、日中（午前11時〜午後4時）が多く、1日の販売総数における約4割がこの時間に購入されている。

濃密カヌレ

　「濃密カヌレ」の1日前に販売した「濃厚生チーズケーキ」も奮闘している。発売7日で累計販売数は120万個を突破した。累計販売数100万個を突破したのは発売6日目で、「Uchi Cafe」史上6番目の速さだという。

　商品には、ミルクの風味が豊かで口どけなめらかなデンマーク産クリームチーズと、クリーミーでコクがあるオーストラリア産クリームチーズを使用。2種類のクリームチーズ、北海道産生クリーム、牛乳、サワークリームを合わせた原料を低温でじっくりと湯煎焼きしている。また、隠し味に3種類の柑橘（日向夏・いよかん・ライム）を入れることでほのかな酸味を付与し、すっきりとした後味に仕上げた。

　濃密カヌレと同様に購入者の約7割を女性が占めており、濃密カヌレと一緒に購入する人も多いという。購入時間帯は夕夜間（午後4時〜午前0時）の販売が多く、1日の販売総数における約6割がこの時間に売れていると同社は発表している。

濃厚生チーズケーキ

　このことから、濃密カヌレは日中のおやつ、濃厚生チーズケーキは夕食後のデザートとして位置づけられていることが推測できる。シーン別で用意することで相乗効果が働き、販売個数増加につながったといえそうだ。