消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
大東建託は和歌山県に住む成人を対象に、居住満足度調査を実施した。その結果、「住み続けたい街ランキング」の1位は「かつらぎ町」、2位は「紀の川市」、3位は「有田川町」だった。
1位の「かつらぎ町」は、桃やぶどうなどのフルーツ栽培が盛んで自然と歴史が調和している町だ。世界文化遺産として「丹生都比売神社」「高野参詣道三谷坂」「高野参詣道町石道」の3つが登録されている。
2位には、大阪と和歌山の府県境に位置する「紀の川市」が入った。市立小中学校の給食無償化や中学生以下の医療費無償化など、子育て世代へのサポートが手厚い市だ。
3位は「有田みかん」の主要産地「有田川町」が獲得した。有田川町発祥の「ぶどう山椒」、日本の棚田百選に選ばれた「あらぎ島」、秋のススキが有名な「生石高原」など人気の観光スポットがある。
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