関西エリアの「住みここち沿線ランキング」 3位「地下鉄谷町線」、2位は「阪急今津線」、1位は?(1/3 ページ)

» 2022年03月04日 16時23分 公開
[秋月かほITmedia]

 大東建託は関西エリアに住む成人を対象に、居住満足度調査を実施した。115沿線居住の8万8924人を対象にした「街の住みここち沿線ランキング2021<関西版>」では、1位は「阪急甲陽線」、2位は「阪急今津線」、3位は「地下鉄谷町線」という結果に。

photo 街の住みここち沿線ランキング2021<関西版>の結果は? (画像提供:写真AC)

関西エリアの「街の住みここち沿線」ランキング

photo 街の住みここち沿線ランキング2021<関西版>TOP30(以下リリースより)

 「街の住みここち沿線ランキング2021」の1〜3位は昨年と変わらず、1位は「阪急甲陽線」(夙川〜甲陽園)、2位は「阪急今津線」(今津〜甲東園)、3位は「地下鉄谷町線」(天神橋筋六丁目〜文の里)という結果になった。

 阪急甲陽線沿いに住む人からは「子育てに対して支援やサービスが充実している。子どもが多く、子育てしやすい」(女性・31歳)、「文化的で、芸術に関心が高い。海と山に近い。町並みが綺麗。大阪にも神戸にも近い。台風の被害に遭いにくい」(女性・69歳)、「自然豊かで、静か。徒歩圏内にスーパー、病院、銀行、郵便局がある。子育ての環境が整っている」(女性・47歳)といった意見があった。

 阪急今津線沿いの居住者からは「教育環境がよく、街全体の雰囲気が明るい。公園が多く、地域の子育て支援の取り組みが積極的。子育て世帯が多く子育てに理解がある人が多いのか、知らない人も子どもに優しい人が多い」(女性・36歳)といった意見が寄せられた。「交通機関の利便性が高い。大型商業施設も徒歩圏内にあり、普段利用するスーパーもすぐ近くにある。幼稚園から中学校まで徒歩10分以内にあり 、 病院や医院の数も多い。閑静な住宅街」(女性・54歳)というコメントも。

 地下鉄谷町線沿いに住む人からは「公共交通機関を使う繁華街へのアクセスが大変よく、複数の幹線道路に囲まれた都心部の割に閑静。大きめなスーパーが複数ある。信頼できるクリニックから大規模な医療機関までそろっている。適度な距離を保ちつつ、親しみがあるマナーの良い住人が多い」(女性・56歳)という声があった。

 また、「難波、道頓堀、心斎橋に徒歩圏内で行ける便利さと、内外の有名ブランド店が軒を並べる都会ならではの洗練がある。一方、家の周辺は寺町で、飛鳥時代から江戸時代創建の有名寺社が50も並ぶ歴史的に重要な場所であり、性格の違う2つの街が生活圏にあるのは全国でも貴重な場所」(女性・72歳)といった意見も見られた。

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