消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
Webマーケティングメディア「QUERYY(クエリー)」などを運営するニュートラルワークス(神奈川県茅ケ崎市)は、「Webサイト閲覧時の“イライラすること”に関する意識調査」を実施した。Webサイト閲覧に最もイライラすることを聞いたところ、「ページの読み込みが遅い」(42.8%)が最多となった。以下、「アダルトやスパムまがいの広告が出る」(19%)、「広告が急に出てくる」(17%)と続く。
回答者からは、「ページの読み込みが遅く、表示しきれてないのにクリックしてしまい、押したいボタンとは別のボタンをクリックしてしまって別のページに遷移してしまった」「家族とWebサイトを閲覧していたら、突然アダルトな広告が流れてきて気まずい雰囲気になった」「広告を消すボタンが小さく分かりにくい」などの声が寄せられた。
Webサイト閲覧に最も使用するデバイスの1位は「スマートフォン」(69%)だった。2位「PC」(28%)、3位「タブレット」(3%)と続く。
Webサイト閲覧時にイライラした場合、どのような行動を取るか聞いたところ、「イライラしながらも、そのサイトを閲覧し続ける」(43.5%)、「そのサイトの閲覧を中止し、別のサイトを探す」(43.0%)が上位を占めた。約半数のユーザーが、「表示速度の遅さ」や「広告」によって、そのサイトから離脱する可能性が高いことが分かった。
調査は9月18日〜19日にインターネットで実施した。有効回答は393人。
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