Webサイト閲覧時にイライラすること 「広告が出る」を抑えて1位になったのは?

» 2022年10月21日 17時44分 公開
[神奈川はなITmedia]

仕事に役立つ調査データ:

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 Webマーケティングメディア「QUERYY(クエリー)」などを運営するニュートラルワークス(神奈川県茅ケ崎市)は、「Webサイト閲覧時の“イライラすること”に関する意識調査」を実施した。Webサイト閲覧に最もイライラすることを聞いたところ、「ページの読み込みが遅い」(42.8%)が最多となった。以下、「アダルトやスパムまがいの広告が出る」(19%)、「広告が急に出てくる」(17%)と続く。

Webサイト閲覧時にイライラすること Webサイト閲覧時にイライラすること(画像はイメージ)

 回答者からは、「ページの読み込みが遅く、表示しきれてないのにクリックしてしまい、押したいボタンとは別のボタンをクリックしてしまって別のページに遷移してしまった」「家族とWebサイトを閲覧していたら、突然アダルトな広告が流れてきて気まずい雰囲気になった」「広告を消すボタンが小さく分かりにくい」などの声が寄せられた。

Webサイト閲覧時にイライラすること Webサイト閲覧に最もイライラすることは?

Webサイト閲覧に最も使用するデバイスは?

 Webサイト閲覧に最も使用するデバイスの1位は「スマートフォン」(69%)だった。2位「PC」(28%)、3位「タブレット」(3%)と続く。

Webサイト閲覧時にイライラすること Webサイト閲覧に最も使用するデバイスは?

Webサイト閲覧時にイライラした場合、どのような行動を取る?

 Webサイト閲覧時にイライラした場合、どのような行動を取るか聞いたところ、「イライラしながらも、そのサイトを閲覧し続ける」(43.5%)、「そのサイトの閲覧を中止し、別のサイトを探す」(43.0%)が上位を占めた。約半数のユーザーが、「表示速度の遅さ」や「広告」によって、そのサイトから離脱する可能性が高いことが分かった。

Webサイト閲覧時にイライラすること Webサイト閲覧時にイライラした場合、どのような行動を取る?

 調査は9月18日〜19日にインターネットで実施した。有効回答は393人。

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