「知られざる本社所在地」「手掛けている意外なビジネス」「ロゴマークに込めた真意」「名物社長の経歴」――ビジネスを楽しくする企業トリビアを紹介していく。
9月15日に新型SUV「CROSSTREK(クロストレック)」を世界初公開したSUBARU。活況のSUV市場で存在感を発揮し、次世代の中核を担うよう期待を寄せられる同車のエンブレムには、6つの星が輝いている。
同社のロゴマークとしてなじみ深い、輝く6つの星にはどのような意味が込められているのだろうか?
SUBARUは、日本最大規模の大手航空機メーカーだった中島飛行機をルーツに持つ。中島飛行機は航空機・エンジンメーカーとして、陸軍の歴代主力戦闘機となった九七式戦闘機、一式戦闘機「隼」、二式戦闘機「鍾馗」、四式戦闘機「疾風」など、多数の軍用機を送り出した。
戦後、中島飛行機は社名を富士産業へ変更した。その後12社に分割され、その中の5社である富士工業、富士自動車工業、大宮富士工業、宇都宮車輛、東京富士産業が共同出資し、1953年に富士重工業が設立。その設立に名を連ねた5社と富士重工業を、「六連星(むつらぼし)」で表現したという。
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