かに道楽(大阪市)は11月6日、「かにアイス」を販売をした。かにアイスは、かに身がたっぷり入ったバニラアイスで、道頓堀本店の小林店長が考案した。同日は山陰松葉かにの解禁日でもあり、かにシーズンが到来する中、オリジナル商品で集客を図る。
かにアイスの商品化で一番苦労したのは、かにの風味をいかにしてバニラアイスに融合させるかだったという。キリバス共和国のクリスマス島の塩を使用し、かにとバニラのおいしさがそれぞれ引き立つようなバランスに至るまで試作を重ね、約2年かけて完成した。
同社広報担当者によると、コロナ禍で来客数が落ち込んだことを受け、高いイメージのかにを若い世代にも気軽に楽しんでもらい、新たなファン層を獲得するために、オリジナル商品の開発を開始した。第1弾として1月に「かにまん」(1個500円)を発売したところ、1日に数百個売れる人気商品になったという。
「かにアイス」「かにまん」ともに価格は1個500円で、道頓堀本店でのみ取り扱う。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング