冬のボーナスの使い道、1位は「預貯金」 支給額の平均は?ロイヤリティ マーケティング調べ

» 2022年11月08日 10時56分 公開
[堀井塚高ITmedia]

 共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティングは、「第55回 Ponta消費意識調査」を実施した。冬のボーナスの支給額で最も多かったのは「20万円以上40万円未満」で全体の24.8%だった。

冬のボーナス支給額は?(画像:ゲッティイメージズより)

 次いで「40万円以上60万円未満」(21.3%)、「20万円未満」(18.3%)と続いた。

冬のボーナスの支給額(出所:以下、プレスリリース)

 冬のボーナスの使い道として9年連続の1位となったのは「貯金・預金」。全体の37.3%(複数回答)を占め、2位以下を大きく引き離す結果となった。

 「預貯金に充てる」と答えた1120人に、支給金額に占める預貯金の割合を聞いた。28.9%が「75%以上」、24.8%が「50%以上75%未満」と回答。ボーナスの半分以上を預貯金に充てる人が半数を超えた。冬のボーナスを預貯金に充てる人のうち、前年と比べて預貯金の額を増やす人は522人(46.6%)だった。同社はこれについて「最近の物価上昇が背景にある」と分析している。

支給額のうち、どれくらいを預貯金にまわすか?

 また2021年の調査で初めてベスト10位に入った「投資信託」は9位にランクインした。20〜40代は、50〜60代以上と比べて「投資額を増やす」とした人の比率が高いことも分かった。

 「投資信託」は21年、22年の「夏のボーナスの使い道」でもベスト10位に入っており、「投資信託」という選択肢が浸透してきたと考えられる。

冬のボーナスの使い道

 調査は9月27〜29日にインターネットで実施した。対象は、「Pontaリサーチ」に会員登録している男女3000人。

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