ふるさと納税の寄付額「1万〜2万円」が最多 利用経験「あり」は51%楽天グループが5000人に調査

» 2022年11月09日 18時00分 公開
[ITmedia]

仕事に役立つ調査データ:

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 楽天グループは、運営するフリマアプリ「楽天ラクマ」ユーザー約5000人を対象に「ふるさと納税の利用実態」に関する意識調査を実施した。ふるさと納税の認知度は8割以上に上った一方で、「やり方が分からない」などを理由に、利用したことがない人も49%と半数近くに上った。

「ふるさと納税の利用実態」に関する意識調査を実施した(ゲッティイメージズ)

 ふるさと納税の制度を利用した寄付の経験有無について聞いたところ、「ある」が51.0%、「ない」が49.0%となり、ほぼ半々に分かれる結果となった。

ふるさと納税制度の利用経験(プレスリリースより、以下同)

 ふるさと納税を利用したことのない2402人に「利用しない理由」(複数回答)について聞くと「利用方法が分からないから」(40.9%)が最も多く、次いで「メリットがよく分からないから」(27.4%)、「手続きが面倒だから」(26.8%)という回答が続いた。

制度を利用しない理由

 ふるさと納税の利用者2503人に、1つの自治体あたりに寄付したことのある金額(複数回答)について質問したところ、1万1円〜2万円の金額帯が最多で(56.6%)、次いで、5001円〜1万円(36.4%)の金額帯が多い結果となった。

1つの自治体あたりに寄付したことのある金額

 調査は10月13〜14日に「楽天ラクマ」ユーザーの4905人を対象にインターネットで実施した。

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