ストレスを可視化するアプリを提供するDUMSCO(東京都港区)は、週1日以上在宅勤務をしているビジネスパーソンを対象に、「テレワークの会議過多による、突然休職のリスクに関する調査」を実施した。
テレワークによる1日の会議数と、高ストレス者の割合を調べたところ、1日平均3件の会議に参加している人で高ストレスを感じているのは14%に対し、1日平均4件では同37%に達していることがうかがえた。
高ストレス者の特徴を調査した結果、57%はアンケート式のストレスチェックでは高ストレス者と判定されず、自覚することなく突然休職するリスクが高い“隠れテレワ負債者”であることがうかがえた。自覚するのが難しい背景の1つとして、DUMSCOは「ストレスがかかるとアドレナリンが分泌されて、一時的にパフォーマンスが上がってしまうからではないか」と指摘する。
“隠れテレワ負債者”の年収を調査したところ、「1000万〜1200万円」(37%)が最も多く、次いで「800万〜1000万円」(32%)と続いた。76%が年収800万円を超えるハイパフォーマーという結果を受けて、同社は「多くの会議に参加することで『一時的に』パフォーマンスが向上し、そのパフォーマンスが『年収』という形で評価されていることが推測される」と分析した。
インターネットを使った調査で、週1日以上在宅勤務をしているビジネスパーソン367人が回答した。調査期間は2月10〜17日。
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