「たばこの煙は不快」8割 そのように感じる場所は？：路上での煙が嫌

[ITmedia]

仕事に役立つ調査データ：

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

　喫煙者のたばこの煙をどのように感じている人が多いのだろうか。18歳以上の男女に聞いたところ「不快に思う」と答えたのは83.3％に対し、「不快に思わない」は16.1％にとどまっていることが、内閣府の調査で分かった。

たばこの煙を不快に感じている人は8割を超えた

　たばこの煙を不快に感じるという人を男女別にみると、男性75.6％に対し、女性89.6％。年代別では「70歳以上」（88.4％）が最も多く、次いで「40〜49歳」（85.0％）、「50〜59歳」（81.9％）、「60〜69歳」（81.8％）、「18〜20歳」（79.7％）、「30〜39歳」（77.1％）と続いた。

たばこの煙を不快に感じますか？（出典：内閣府）

　都市規模別にみると、「東京都区部」（85.6％）、「政令指定都市」（84.1％）、「中都市」（83.9％）、「小都市」（81.8％）、「町村」（80.6％）という結果に。人口が多いところに住んでいる人ほど、たばこの煙を不快に感じている人が多いようだ。

　不快に感じた場所を尋ねたところ「路上」（70.2％）がトップ。次いで「食堂など食事を提供する店舗」（50.9％）、「居酒屋など酒類を提供する店舗」（39.9％）、「屋外喫煙所の近く」（39.4％）と続いた。

たばこの煙を不快に感じる場所（出典：内閣府）

　郵送またはインターネットによる調査で、18歳以上の男女1556人が回答した。調査期間は8月4日〜9月11日。