消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
スパークス・アセット・マネジメント(東京都港区)は、配偶者のいる全国の男女1000人を対象に、夫婦のマネー事情に関する調査を実施した。夫婦の預貯金の平均額は897万円で、昨年調査から98万円の大幅増となった。
貯金の管理について、夫婦どちらが主導で行っているか尋ねたところ、「妻が主導で行っている」は49.8%、「夫が主導で行っている」は23.1%、「夫婦別々に管理している」は27.1%で、妻が主導権を握っている夫婦が多いことが分かった。
夫婦の預貯金の残高について尋ねたところ、2022年の平均は897万円で、21年の799万円から98万円の大幅アップとなった。
理由としては、外出自粛による消費機会の減少や、子育て世帯への臨時特別給付金の支給によって、預貯金に回す金額を増やした夫婦が多いと推察される。年代別にみると、50代の増加幅が特に大きく、21年の822万円から22年は1196万円と、374万円も増加している。
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