白浜アドベンチャーワールド、11月25日に営業再開 鳥の「慰霊式」も実施予定鳥インフルで臨時休園

» 2022年11月21日 16時45分 公開
[ITmedia]

 和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」は11月21日、同25日から営業を再開すると発表した。園内のアヒルとモモイロペリカンから高病原性鳥インフルエンザ感染が確認され、同11日から臨時休園していた。

アドベンチャーワールドは25日から営業を再開すると発表した(写真AC)

 感染防止対策の準備が整い、一部エリアを除いて安全確認が取れたため、営業再開を決めた。一方で、鳥類を隔離・観察しているふれあい広場は「監視エリア」とし、引き続き来場客の立ち入りを禁止する。

 鳥類の展示や、鳥類とのふれあいも当面休止する。鳥類は飼育舎内と防護ネットで囲われた展示場内で隔離し、野鳥からの感染を防止する。限られたスタッフが消毒を徹底し、飼育・健康観察を実施するとしている。

アドベンチャーワールドは11月25日から営業を再開する(プレスリリースより、以下同)

 同園では10日、ふれあい広場内の鳥類飼育舎で、アヒル6羽の死亡を確認し、11日に鳥インフルエンザ感染が判明。アヒルやガチョウ、ダチョウ、エミューなどが殺処分された。

 同園は営業再開にあたり、24日午前10時から、感染や殺処分で死んだ68羽の慰霊式を実施する。営業再開後に園内に献花台の設置を予定している。

 入園チケットとツアーアトラクションチケットは、22日午前10時から公式Webチケットストアで販売を再開する。

22日午前10時から公式Webチケットストアで販売を再開する

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