消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化──このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
結婚相談所事業などを手掛けるIBJ(東京都新宿区)が「理想の夫婦ランキング」を発表した。独身男女が選ぶ理想の夫婦1位は「ヒロミ・松本伊代」だった。2位には「DAIGO・北川景子」、3位には「濱口優・南明奈」がそれぞれランクインした。
同社は婚活中の男女601人を対象に調査した。DAIGOさんと北川景子さんが128票、濱口優さんと南明奈さんが108票だったのに対し、ヒロミさんと松本伊代さんは227票を獲得。大差をつけて1位となった。
同社は「ヒロミさん・松本伊代さん夫婦は来年結婚30周年を迎えるおしどり夫婦として、老若男女問わず憧れを持つ方が多いのかもしれない」と分析している。
4位以下は「田中将大・里田まい」(101票)、「星野源・新垣結衣」(98票)、「杉浦太陽・辻希美」(90票)、「有吉弘行・夏目三久」(72票)、「中尾明慶・仲里依紗」(54票)、「おばたのお兄さん・山崎夕貴」(16票)、「林遣都・大島優子」(11票)の順だった。
同社はいい夫婦の理想像や条件についても調査した。このうち、いい夫婦像で、最も多かったのは「感謝の気持ちを忘れない夫婦」で全体の79%を占めた。「お互いを尊敬し合える夫婦」(63%)、「お互いの欠点も許し合える夫婦」(56%)がトップ3だった。
いい夫婦の条件では「感謝や謝罪の言葉は素直に伝える」(86%)が1位だった。「愛情表現をきちんとする」(60%)と「嘘をつかない」(55%)がそれぞれ続いた。
その他、同社は「将来の妻・夫に求める1番のポイント」について、男女別で調査した。男性のトップ3は「穏やかな性格や包容力」「一般的なモラルや常識」「金銭管理がしっかりできる」、女性のトップ3は「穏やかな性格や包容力」「一般的なモラルや常識」「安定した収入」という結果となった。
男女ともに「穏やかな性格や包容力」「一般的なモラルや常識」が約8割を占め、お相手の内面を重視する方が多いことが分かった。
一方で、男性は「金銭管理がしっかりできる」、女性は「安定した収入」と金銭面における希望が3番目に多かった。このため、同社は「男女で違いはあるものの『お金』は大事なポイントの1つだといえる」としている。
調査は婚活アプリ「ブライダルネット」のユーザー男女601人(男性422人、女性179人)を対象に、インターネット上で実施した。期間は11月4〜8日。
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