しかしながら、10月の沖縄で、旅行用に購入する人たちの悩みに共通しているのが、「本土の気温に対して、どのくらい厚着をしていいのかが分からない」といったもので、鈴木店長は、ヒートテック指数を参考にしながら、相談に乗ってるという。
「沖縄の方だけでなく、観光地なので、国内外から沖縄旅行に来られた方が『思ったより寒い』という理由で商品が動きます。11月、2、3月あたりは、本土との気温差が大きい時期。インナーを買っていかれたりします」
ユニクロと日本気象協会が共同開発した「ヒートテック指数」には、そういった状況も踏まえて、快適に過ごしてほしいという思いがあるという。
日本気象協会の中村彬華(あやか)さんは、自身もヒートテックの愛用者で、寒くなってあわてて準備するのではなく、天気予報のように、今後の予想ができるのではないかと思って開発した。
「人によって個人差があると思います。寒いな、暖かいなと、日々、指数を確認していることによって、きょうのランクは「本格的な寒さ」のヒートテックランクだけど、自分にとってはもっとあたたかい極暖がいいなと、自分なりの見方ができてくると思います。ヒートテック指数を見ることによって、ヒートテックマスターになってほしい、寒さに負けないようにしてほしいなと思います」
沖縄もこれからグッと寒くなる。新型コロナウイルスだけでなく、すでにインフルエンザで学級閉鎖が出ている学校もあり、体調管理が大切になる。自分の体感を考えながら、さまざまな予報を参考にしてはどうだろうか。
そして観光客のみなさん。沖縄の冬は意外と曇りがちな日が多く、風も強いので、コートが必要な日もあります。油断なさらずに。
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