消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
医療衛生用品の卸販売を手掛けるピップ(大阪市)は働く男女に対し、思わずやってしまう「身体の不調自慢の実態」を調査した。あわせて「身体の不調を話した時に喝を入れてくれそうな有名人」を調査したところ、タレント部門の1位は「マツコ・デラックス」さんだった。
まず「これまでに感じたことのある身体の不調」を尋ねると、男性の1位は「腰痛」、2位は「肩コリ」、3位は「頭痛」だった。一方、女性の1位は「肩コリ」、2位は「頭痛」、3位は「腰痛」という結果になった。
女性1位の「肩コリ」と2位の「頭痛」とでは10 ポイント以上の開きがあり、特に40代女性では69.6%の人が「肩コリを感じたことがある」と回答。なお男性でも40〜50代の人は5割以上が「肩コリを感じたことがある」と回答していた。
次いで「身体の不調を誰かにアピールしたり自慢したことはあるか」と聞くと、「したことがある」人は64.4%に上った。
「したことがある」と回答した人に「不調自慢をする対象」を尋ねたところ、91.2%が「家族にアピール・自慢する」と回答。一方で、「不調自慢をSNSに投稿する」は26.3%に留まっていた。
「自身の身体の不調を誰かにアピールしたり自慢したときの気持ち」について質問したところ、「聞いてもらえて安心した」(70.8%)と回答した人が最も多かった。次いで「気分がスッキリした」 (59.2%) 、「ストレスが小さくなった」 (57.5%) という結果になった。
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