AI与信管理サービスを提供するアラームボックス(東京都新宿区)は、「2022年度上半期 ブラックな働き方への不満が多い業種ランキング」を発表した。その結果、ランキングの1位は「鉄道業」、2位は「社会保険・社会福祉・介護事業」、3位は「銀行・協同組織金融業」となった。
1位を獲得したのは、「鉄道業」(主な事業:鉄道事業、1社あたりの平均不満投稿数:1.82件)だった。基本給の低さに対する不満投稿が多く発生していた。特にコロナ禍によって賞与が半減し年収が100万以上減少したという投稿も見受けられ、生活が苦しくなるレベルの収入になったことから転職を考える人もいた。
また、給与面の他に拘束時間の長さによる体調不良や、市場価値の高いスキル・知識を身に付けにくい社内風土への不満を理由に転職をした、という投稿も散見された。
2位にランクインしたのは、「社会保険・社会福祉・介護事業」(保育園、福祉施設、介護事業など、同:1.29件)だった。
主に離職率の高さによる慢性的な人手不足に対する不満投稿が多く、人手不足によって休暇が取れない、残業が増える、その結果さらに離職につながるという悪循環が発生している様子が見受けられた。その他には、利用者に直接サービスを提供する現場に就く人と、運営・管理側との軋轢による不満も多く投稿されていた。
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