自由に使えるお金の使い道 3位「日用品」、2位「衣類・アクセサリー」、1位は?理想は「旅行・レジャー」

» 2022年11月29日 15時45分 公開
[季原ゆうITmedia]

仕事に役立つ調査データ:

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

 マイボイスコム(東京都千代区)は、「お金の使い道」に関する調査を実施した。自由に使えるお金の使用用途の1位は「外食」だった。

photo 「お金の使い道」に関する調査を実施(画像はイメージ)
photo 自分で自由に使える金はいくらか(出所:プレスリリース、以下同)

 1カ月あたり自由に使える金額では、「1万〜2万円未満」(16.1%)や「2万〜3万円未満」(18.4%)と回答した人が多くなった。自由に使える金額に満足しているかを聞いてみると、「満足」「やや満足」を合わせると4割弱となった。女性や高年代層で高く、男性30〜40代で低い傾向が見られた。

photo 自由に使えるお金を何に使っているか

 また、自由に使えるお金の使い道について尋ねると、「外食」が最も多く41.7%、次いで「衣類・衣類小物、アクセサリー」(34.7%)、「日用品」(32.6%)となった。

 男性の上位3位は、「外食」「外食以外の飲食費」「日用品」となっており、女性では「美容、化粧品」「衣類・衣類小物、アクセサリー」「外食」となった。

photo 1年前と比べた自由に使えるお金の変化

 1年前と比べ、自由に使えるお金に変化があったかを聞いてみると、「余裕ができた」「やや余裕ができた」を合わせ、6.9%が余裕ができたと回答した。10〜30代では1〜2割となっており、他の層より高い傾向が見られた。また、余裕がなくなった人は25%だった。

 自由に使えるお金の理想金額は、1カ月あたり「4万〜5万円未満」と回答した人が多く見られ、男性の方が金額が高い傾向となった。

 また、理想のお金の使い道では、自由に使えるお金がある人の38.0%が「旅行、レジャー」を選んだ。「外食」は21.0%、「映画、音楽、コンサート、舞台などエンターテイメント」は15.6%、「衣類・衣類小物、アクセサリー」「健康、スポーツ、リラクゼーション」は各1割強となった。2019年の同調査と比較し、「外食」に増加がみられた。

 自由に使えるお金を増やすためにしていることを聞いてみると、「通信費を抑えるために楽天モバイルを使用している」(男性24歳)、「手もと現金の利用可能額を設定する。少ない額でも貯金をする」(男性42歳)などの声が聞かれた。

 今回の調査は、「MyVoice」のアンケートモニターを対象にインターネットで実施した。調査期間は10月1〜5日、有効回答数は6648人。同調査は今回で6回目。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.