消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
「なるべく早く」を省略した「なるはや」は、どのくらいの時間を指すのだろうか――。シチズン時計は働くZ世代を対象に「時間感覚についてアンケート」を実施した。調査の結果、最多回答は「10分」(24.0%)で、「5分」(21.5%)、「30分」(20.0%)の順に続いた。
5〜30分と幅があり、人によって時間の感覚が異なる言葉といえる。平均値は32分で、目安は30分以内というところだが、ビジネス上で使うときには注意が必要だろう。
では、電話の「ちょっとお待ちください」の「ちょっと」とは、どれくらいの時間を指すのだろうか。最多回答は「30秒」(28.8%)で、「1分」(27.3%)、「20秒」(12.5%)と続いた。
30秒までは過半数(53.1%)、1分までは8割強(86.9%)となり、待たせても30秒〜1分以内といったところがZ世代の一般的な感覚だと分かった。逆に言えば、電話の相手を1分以上待たせると「待たされている」と感じる人が多いということになる。
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