「なるはや」って実際どのくらいの時間を指すの? シチズン時計がZ世代に調査「ちょっと」「さくっと」は?(1/2 ページ)

» 2022年12月01日 11時53分 公開
[ITmedia]

仕事に役立つ調査データ:

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 「なるべく早く」を省略した「なるはや」は、どのくらいの時間を指すのだろうか――。シチズン時計は働くZ世代を対象に「時間感覚についてアンケート」を実施した。調査の結果、最多回答は「10分」(24.0%)で、「5分」(21.5%)、「30分」(20.0%)の順に続いた。

時間 「なるはや」って実際どれくらいなの?

 5〜30分と幅があり、人によって時間の感覚が異なる言葉といえる。平均値は32分で、目安は30分以内というところだが、ビジネス上で使うときには注意が必要だろう。

時間 「なるはや」の時間の目安(出所:プレスリリース、以下同)

 では、電話の「ちょっとお待ちください」の「ちょっと」とは、どれくらいの時間を指すのだろうか。最多回答は「30秒」(28.8%)で、「1分」(27.3%)、「20秒」(12.5%)と続いた。

 30秒までは過半数(53.1%)、1分までは8割強(86.9%)となり、待たせても30秒〜1分以内といったところがZ世代の一般的な感覚だと分かった。逆に言えば、電話の相手を1分以上待たせると「待たされている」と感じる人が多いということになる。

時間 「ちょっとお待ちください」の“ちょっと”の時間間隔
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