宝酒造は12月1日、1本420万円の国産ウイスキー「白河1958」(700ミリリットル)を70本限定で販売すると発表した。1人1本限定となり、同日から2023年2月22日まで公式Webサイトで先着順に受け付ける。
宝酒造は1本420万円の国産ウイスキー「白河1958」を限定販売する(プレスリリースより、以下同)
「白河1958」は、福島・白河工場で1958年に蒸留されたシングルモルトウイスキー。社内資料から時期が判明した。当時の記録がほとんど残っておらず、詳しい熟成樽の種類や樽での熟成期間は不明。なめらかな口当たりとオーク樽由来の複雑な芳香が特徴だという。
「白河」の2文字を金色でプリントしたボトルを採用。1本1本シリアルナンバーを刻印している。化粧箱は木箱を用い、内側に当時の白河工場のイラストと誕生ストーリーを掲載している
国内外でのジャパニーズウイスキー需要の高まりを受け、宝グループでウイスキーの製造・販売を行う英トマーチン社が今年9月、世界向けに1500本限定で販売を開始していた。このうちの70本を今回、限定で発売する。
これまでに世界で販売されたシングルモルトジャパニーズウイスキーの中でも極めて古い原酒を使用しており希少性が高い
国産ウイスキーは現状、国内外で需要が高く、供給が追い付かない状態が続く。今年6月には、米国のオークションに出品されたサントリースピリッツのシングルモルトウイスキー「山崎55年」が1本60万ドル、日本円にして約8100万の高値で落札され、話題になった。
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