サッカー日本代表、クロアチア戦の勝率は32.3% AI分析 スペイン戦より高水準：JX通信社が公表

[ITmedia]

　報道ベンチャーのJX通信社（東京都千代田区）は、AI（人工知能）を用いた独自の分析で、サッカー日本代表が決勝トーナメントで対戦するクロアチア戦の勝利確率は32.3%と発表した。勝利した場合の対戦相手は、ブラジルになる可能性が高いことも分かった。

JX通信社はサッカー日本代表が次戦のクロアチア戦に勝利する確率は32.3％とAIで分析した（プレスリリースより、以下同）

　同社は、サッカーのワールドカップ（W杯）カタール大会に合わせ「2022サッカーW杯 勝敗確率＆優勝国 AIシミュレータ」を開発。AIを活用した独自の数理モデルを構築し、全ての試合結果を1万回シミュレーションした。

　スペイン戦を控えた1日午前10時時点のAIシミュレーションでは、スペイン戦の日本の勝率を21.1%、日本がグループリーグを突破できる確率は26.6%と予想していた。スペインに勝利したことで、ドイツ対コスタリカ戦の結果にかかわらず決勝トーナメント進出が決定した。

日本の各ラウンド進出確率

　日本代表の次の戦いは、グループFを2位で突破したクロアチア戦（日本時間6日午前0時キックオフ）。2日午前7時時点の最新シミュレーションでは、クロアチアに対する勝率は32.3%となった。

日本vsクロアチア 勝敗確率

　クロアチア戦に勝利すると、サッカー日本代表にとって歴代最高成績となるベスト8進出が決まる。ベスト8に進出した場合、ブラジルと対戦することが有力（72.9%）だという。