JALと羽田神社(東京都大田区)は、「合格祈願御守り」「御朱印帳」を発売する。今回のコラボレーションは、長年、JALグループが羽田神社で利用客と関係者の安全を祈願してきたことから実現したという。
合格祈願御守りには、長期間にわたり、航空機の車輪が“滑らない”ように車輪止めとして使われていた使用済みの「チョーク」を再利用。羽田神社で御神璽(ごしんじ)として祈祷した後に裁断し、御内符として御守りの中に納めてある。
このアイデアは、SDGs達成に向けて社員の意識が高まる中、本来の役目を終えた「チョーク」を有効活用したいという若手社員のアイデアから生まれたもの。
御朱印帳は、朱塗りに碧色の屋根が特徴的な羽田神社の本殿を中心に、上空には神社から見える飛行機を、裏表紙にはJALロゴのモチーフでもある鶴をデザイン。「京友禅手捺染」の職人が手作業で色を重ねていく染め手法を採用し、文字は金糸刺しゅう、表の飛行機と裏の鶴、ロゴは箔押しと丁寧に仕上げた。
御朱印帳の初穂料は3500円で、12月18日から羽田神社で先行して授与を開始した後、同社公式通販サイト「JALショッピング」でも販売する。合格祈願御守りの初穂料は1000円で、授与開始は同月24日からの予定だ。
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