推し活のジャンル 3位「ミュージシャン・バンド」、2位「漫画・アニメ・ゲームのキャラクター」、1位は?

» 2022年12月05日 19時10分 公開

 パナソニックは、現在「推し活」を行っている20〜40代の女性を対象に、「推し活に関する調査」を実施した。どのようなジャンルにおいて推し活をしているかを聞いたところ、最も多かったのは「国内のアイドル」(38.0%)だった。

photo パナソニックは、「推し活に関する調査」を実施した(画像はイメージ)

 以下、「漫画・アニメ・ゲームのキャラクター」(22.7%)、「ミュージシャン・バンド」(22.3%)、「K-POPアイドル」(21.7%)、「俳優・女優」(14.0%)と続く。

具体的な推し活の内容

 具体的な推し活の内容を聞いたところ、最も多かったのは「動画コンテンツの鑑賞」(76.7%)だった。次いで「公式SNSのチェック」(65.3%)、「テレビ番組の鑑賞」(63.7%)、「楽曲の鑑賞」(55.3%)と、動画や音楽などのコンテンツを通じた「推しの鑑賞」を中心に推し活を楽しんでいる人が多いことが分かった。

photo 「推し活」として、具体的にどのようなことを行っていますか?(出所:プレスリリース)

 「動画コンテンツ鑑賞」を行っている人に鑑賞方法を尋ねた。最も多かったのは「スマートフォン・タブレット端末」(84.3%)だが、「テレビ」(62.6%)と回答した人も多く、より大きな画面で「推しの鑑賞」を楽しみたいというニーズも感じられる結果となった。

photo 「リアルのイベント参加(ライブ、握手会、コラボカフェなど)」は3割台にとどまった

推しを鑑賞する頻度と環境整備

 推しを鑑賞する頻度は、「週に7日」(35.7%)が約3人に1人で最多となった。「週に3〜4日くらい」は20.7%、「週に5〜6日くらい」は17.7%と、「推し活」を行う女性の7割以上(74.0%)が、週に3日以上「推しの鑑賞」を楽しんでいた。

 推しの鑑賞をより楽しむために、「鑑賞機器や空間演出にこだわるなどの環境整備をしたことがある/する予定がある」人は33.3%だった。「良い商品があれば今後整備したい気持ちがある」(40.7%)人も多く、合計すると7割以上が「推しの鑑賞」のための環境整備に関心を持っていることが分かった。

photo 7割以上が「推しの鑑賞」のための環境整備に関心

 具体的な環境整備として、「リアルなサウンドを楽しむためホームシアターを購入した」(25歳)、「推しが出ている番組や映像を見るためのテレビを25型から55型に買い替えて画質も良いものにした」(31歳)、「ライブや映画の臨場感をより高めるため、プロジェクターと肩掛けのスピーカーを購入した」(42歳)などが聞かれた。

 今回の調査は、現在「推し活」を行っている20〜40代女性を対象に、インターネットで実施した。調査期間は9月29日〜10月3日、有効回答数は300人。

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