消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
日本トレンドリサーチは家電の移設工事業務などを手掛けるBlue Wash(堺市)と共同で「冬に使用する暖房器具」に関するアンケートを実施した。冬に最も使う暖房器具は「エアコン」だった。
「冬に最も使用することが多い暖房器具は?」という質問の1位は「エアコン」(30.8%)、2位は「石油ファンヒーター/石油ストーブ」(26.1%)、3位は「こたつ」(13.9%)という結果となった。
エアコンと答えた人からは「一番簡単に使えるし換気しなくていいしコストも安そうだから」「パワーがあまりないけど暖かさが柔らかで一番安全だから」といった声が寄せられた。
石油ファンヒーター/石油ストーブと答えた人からは「これじゃないと寒くて冬が越せない」「速く暖まるし節電効果も兼ねて使用」といった声が寄せられた。
「自宅でエアコンを使用している?」という問いには88.0%の人が「使用している」と回答した。
「冬のエアコン使用」について聞いたところ「ほぼ毎日使用している」が24.3%、「特に寒い日のみ使用している」が43.7%、「ほとんど使用しない」が19.3%、「まったく使用しない」が12.6%となった。
それぞれの理由を聞いたところ、ほぼ毎日使用している人からは「ペットを飼っているので一日中部屋の温度を一定にしている」「せっかく省エネタイプのエアコンを購入したばかりなので使用しないのはもったいない」「オン、オフを繰り返すより、連続運転の方が電気料金が少なくなると聞いている」といった声が寄せられた。
特に寒い日のみ使用している人からは「いつも使うと光熱費がばかにならないから」、ほとんど使用しない/まったく使用しない人からは「暑さと比べれば衣類などで対処できる」「夏は24時間ずっと付けっ放しなので冬は節約のためあまり付けないようにしている」といったコメントが寄せられた。
調査は全国の男女を対象に、11月20日〜25日にインターネットで実施した。有効回答は1746サンプル。
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