店頭調査や販促物制作などのサポートを行うmitoriz(東京都港区)は、「買い物行動に関するアンケート調査」を実施した。その結果、93.3%が値上げを実感していることが分かった。値上げを実感する商品カテゴリーは「パン・ベーカリー」(52.0%)が最多となった。
以下、「野菜・果物」(50.7%)、「牛乳・乳製品」(49.4%)と続く。上位10カテゴリーはいずれも30%を超えており、幅広い商品カテゴリーで値上げが実感されていることがうかがえる。
「値上げを実感する」と回答した人に、「買い物する際の行動に変化はあったか」と尋ねた。62.4%の人が「ある」(「ある」24.9%、「ややある」42.0%の計)と回答した。
どのような変化があったか質問すると、「店頭に足を運んでお買い得品を探す」(42.5%)が最多となった。その他、「同じカテゴリー内でより安い商品に買い替える」(38.2%)、「値上がりしたカテゴリーの商品を買い替える」(37.7%)といった声が寄せられた。
回答者からは「特売や割引シールが貼られた品を探すようになった」(女性30代)、「値引き品など、その日安い食材で献立を考える」(女性30代)、「お店の中を以前よりぐるぐる周り、安い物を探すようになった」(女性50代)といった意見があった。
調査は11月5〜7日、インターネットで実施。対象者はmitorizの消費者購買行動レポートデータサービス「Point of Buy」の登録会員である全国の20〜80代男女、有効回答数は2012人。
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