ライソンは12月21日、吸盤のみで車体に取り付け可能なワンタッチ式カーサイドタープ「カラップ+(プラス)」の購入受付をクラウドファンディングで開始した。コロナ禍で高まったアウトドア需要を取り込む狙い。
今回の新商品は、同社の従来品と比較して初心者や女性でも簡単に設営できるように広げやすさを改良した。折り畳み傘のように広げることで、車のリビングスペースを広げて開放的なアウトドア時間を過ごせるようにした。
吸盤で軽自動車から普通乗用車までさまざまな車体に取り付けることができるようにしたほか、車高が高い車に取り付けて防風、雨除け効果を高められるよう取り外し可能なスカートも付属した。一般発売は2023年3月を予定しており、販売予定価格は2万3800円。
同社は購入受付開始にあたり「近年はオートキャンプ場の普及に伴い、宿泊費を抑え移動も楽な車中泊を楽しむ人が増えています。カラップ+は車中泊ユーザーが重視する機能・性能にこだわり、シンプルな使い勝手の良さとコストパフォーマンスを追求しました」とコメントしている。
日本オートキャンプ協会が発表した「オートキャンプ白書2022」によると、21年のオートキャンプ参加人口は750万人(前年比23%増)だった。キャンプ場の営業がコロナ禍前に戻りつつあるという。ビジネスとしても注目され、異業種からのキャンプビジネスやキャンプ場建設への参入が相次いだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング