京阪ホールディングス、京阪流通システムズ、京阪建物の3社は、大阪府枚方市のショッピングモール「KUZUHA MALL(くずはモール)」を2023年の春以降、順次リニューアルすると発表した。
今回は食の充実が狙いで、2つのエリアを改装する。フードコート周辺にはこれまでの約1.5倍の全18店舗が出店予定で、エリア全体をフードマルシェに一新する。テークアウト商品も取り扱い、日常的に利用しやすくする。
レストラン街のダイニングストリートには、植栽やテラス席を設けてレストランを緑あふれる癒やしの空間にする。
コロナ禍で変化した生活スタイルにも目を向け、ホビー系のショップを追加した。人気の雑貨やコスメ、アパレルの店舗の大型化をはかり、ラインアップを充実させる。
モール内の「SANZEN-HIROBA」には、京阪電車5000系車両を展示する。光と音で疾走感や躍動感を演出し、子ども向けのイベントも随時実施するという。2600系車両の先頭も設置し、車両前で写真を撮影すると線路などが立体的に出現する3Dトリックアートも用意した。
KUZUHA MALLは1972年に開業し、今年で50周年を迎えた。リニューアルを行う3社は「昨今の価値観や生活スタイルの多様化に対応し、沿線地域のお客さまと新たな施設のあり方をつくっていきたい」としている。
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