消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
「子育て世代部門」が住みたいと考える自治体(人口20万人以上)の1位は大分市――そんな結果が宝島社が実施した調査で分かった。2位は静岡市、3位は福岡県北九州市という結果に。
同調査の結果は宝島社が発行する月刊誌『田舎暮らし』(2023年2月号)の「2023年版 第11回住みたい田舎ベストランキング」で発表された。自治体を人口規模別に7つのグループに分類。さらにそれぞれのグループごとに「総合部門」「若者世代・単身者部門」「子育て世代部門」「シニア世代部門」の全4部門を設置した。
大分市の魅力について調査した同社は、以下のように挙げている。
また子育て世代部門以外である総合部門、若者世代・単身者部門、シニア世代部門については秋田市が全て1位だった。
秋田市の魅力について同社は以下のように指摘する
その他、「人口1万人未満のまち」では北海道沼田町が、「人口10万人以上20万人未満のまち」では愛媛県今治市が4部門全てで1位を獲得。
「人口2万人以上3万人未満のまち」では、大分県豊後高田市も全部門で1位を獲得し、11年連続ベスト3入りを達成した。
住みたい田舎ベストランキングは、田舎暮らしを紹介する月刊誌『田舎暮らしの本』が2013年2月号より毎年実施しており、今回で11回目を迎える。
本調査は、移住定住の促進に積極的な市町村を対象に、移住支援策、医療、子育て、自然環境、就労支援、移住者数などを含む279項目のアンケートを実施。671の自治体から得られた回答をもとに、田舎暮らしの魅力を数値化し、ランキング形式で紹介している。
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