明治は3月1日出荷分より市販用アイスクリーム、4月1日出荷分よりチョコレート・グミなど菓子類の値上げを発表した。原材料価格の高騰が主な原因だという。
対象となるのは、アイスクリーム18品とチョコレート・グミなどの菓子類96品の合計114品。同社の看板商品でもある明治 エッセル スーパーカップシリーズやチョコレート効果、たけのこの里・きのこの山ポケットパックなども含まれる。
アイスクリームは3月1日の出荷分以降が対象で、希望小売価格の4.2〜9.1%値上げする。チョコレート・グミなどの菓子類は4月1日の出荷分以降が対象で、出荷価格の約5〜10%値上げする。
同社は値上げについて「世界的な需要拡大などの影響により、海外乳原料、油脂といった原材料価格が引き続き上昇しています。さらに、原油価格高騰の影響による物流費コストや包装材価格の上昇に加え、エネルギーコストなどの諸経費も高止まりの状態が続いています」と説明している。コスト上昇を吸収すべくさまざまな対策を講じてきたが、企業努力の域を超えたことから値上げに踏み切った。
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