1日に3000個完売する「東京カレーパン」、イラストレーターとコラボ：インバウンドに訴求

[コネムラメグミ，ITmedia]

　東京・浅草の雷門柳小路に店舗を構え、1日に最高3000個完売するカレーパン専門店「東京カレーパン」は、イラストレーターのヨシフクホノカさんとコラボすると発表した。ヨシフクホノカさん描き下ろしのイメージキャラクターを、店頭POPや浅草店限定商品「トリュフ香る・のび〜るチーズカレーパン」のパッケージなどに使用する。Z世代や浅草を観光する外国人観光客へ訴求する狙い。

カレーパン専門店「東京カレーパン」は、イラストレーターのヨシフクホノカさんとのコラボを発表（出所：プレスリリース、以下同）

　「トリュフ香る・のび〜るチーズカレーパン」は浅草店の限定商品で、パン生地にこだわった油で揚げないヘルシーな焼きカレーパンだ。カレールーは厳選したスパイスを独自ブレンドし、トッピングにはチーズとトリュフオイルを使用。コク深く、まろやかなうまみと香りに仕上げた。

のび〜るチーズカレーパン

　ヨシフクホノカさんは、DRELLA（東京都目黒区）所属のアーティスト・アートディレクターだ。

　大学在学中にインスタグラムに投稿したノスタルジーを感じさせるレトロポップなタッチの作品群が話題となり、CONVERSEやVansをはじめとする大手のアパレルブランドとのコラボを実現した。

　現在は、商品パッケージデザインから空間プロデュースまでを手掛け、シンガポールのアートフェスティバル「ASIA NEO ART FEST 2022」に日本を代表する若手アーティストとして特別ゲスト出演するなど、「エモい」系カルチャーを代表するアーティストとしてZ世代に支持されている。

イラストレーターのヨシフクホノカさん

　東京カレーパンの松本店長は以下のようにコメントした。

　「外国人観光客の多い浅草で、言語を越えてプロモーションするためグローバルに活躍しているアーティストのヨシフクホノカさんにイメージキャラクターの描き下ろしを依頼させていただきました。日本人も外国人も多くのお客さまがイラストについて尋ねてくださったり写真を撮ってくださったりするので、当店の認知度向上のきっかけとなり大変うれしく思っています」

イメージキャラクターの描き下ろしイラスト